フォーカスエリアの広い一眼レフはどれ?全点オートで動きモノを撮りたい人ご覧あれ!(フルサイズ編)
タイトルのようにフォーカスエリアを全点オートで撮影する場面は、
なかなか無いと思いますが、もう少しファインダーの端までAFポイントがあればいいのになと思う場面もあります。
機種によって差はあるのかフォーカスエリアを比べてみました!
今回は35mm版フルサイズ機の比較です。
EOS 1DX と D4S(フラグシップ対決)
左から「1DX」「D4S」「比較」です。
赤い印を付けたポイントがそれそれに外側にあるフォーカスポイントです。
1DXとD4Sの比較ではさほど差はありませんでした。
強いて言えば、一番四隅のポイントが明らかにEOS1DXの方が外側にあります。
EOS 5D MarkIII と D810
左から「5D3」「D810」「比較」です。
赤い印を付けたポイントがそれそれに外側にあるフォーカスポイントです。
先ほどと同様さほど差はありませんでした。
強いて言えば、一番四隅のポイントが明らかにEOS5D MarkIIIの方が外側にあります。
ニコンフルサイズ ミドルクラス対決
左から「Df」「D810」「D750」です。
赤い印を付けたポイントがそれそれに外側にあるフォーカスポイントです。
D810の圧勝です。
左から「DfとD810」、「D810とD750」、「DfとD750」です。
この3機種では「D810」>「D750」>「Df」の順番でした。
EOS 6D と D610(フルサイズエントリー対決)
左から「6D」「D610」「比較」です。
赤い印を付けたポイントがそれそれに外側にあるフォーカスポイントです。
この比較は分かりにくい。
比べると上下左右方向に広いのは「EOS 6D」。四隅に広いのが「D610」。
ファインダー視野率にも差があるこの2機種では、一概に比較はでません。
フォーカスポイントが詰まっていて、視野率が100%のD610の方が良いのかな?!
独特の配列!SONY α99と比較
左から「α99」「1DX」「比較」です。
赤い印を付けたポイントがそれそれに外側にあるフォーカスポイントです。
左右方向に広いのは「EOS 1DX」。四隅に広いのが「α99」。
センター上下方向はα99にフォーカスポイントがないため1DXの方が広いです。
左から「α99」「D4S」「比較」です。
赤い印を付けたポイントがそれそれに外側にあるフォーカスポイントです。
先ほどと同様に左右方向に広いのは「D4S」。四隅に広いのが「α99」。
センター上下方向はα99にフォーカスポイントがないためD4Sの方が広いです。
個人的な裁量でランキング!
1位 ソニー α99
左右方向は1DXやD4Sに及ばないものの、四隅方向が段違いに広い!
2位 キヤノン1DX、キヤノン5D MarkIII、ニコンD4S、ニコンD810
この4機種はほぼ同じフォーカスエリアを持っています。
キヤノン1Dxと5D3は同じ。ニコンD4SとD810は同じ。
6位 ニコンD750
2位の機種とさほど変わりはありませんが、少しエリアが狭いです。
7位 ニコンDf、ニコンD610
エリアは同じです。DfがD610と同じとは残念です。
9位 キヤノン6D
穴あきのフォーカスエリアは改善して欲しいですね。