スポーツ撮影に最適!「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」が16年ぶりにリニューアル!
かねてより噂の多かったキヤノンの一眼レフ用望遠ズームレンズ「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」がリニューアルされました。
前のモデルから16年ぶり
EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM 一型は1998年に発売されたかなり設計の古いレンズでした。
400mmと望遠で撮影可能なことと100mmからとズームレンジも広いことで便利なレンズです。
リニューアルのポイント1「回転ズーム採用」
従来製品は直進ズーム。二型は回転ズーム採用となりました。
直進ズームはピントリングを回しながらズームもでき、持ち変えること無くピントの微調整とズーミングができた。
※回転ズームでも一部のレンズでは、指使いで持ち変えること無く同時に行うことはできる。
ただ、レンズを持っている手を大きく動かす必要があり、ズーミングの際ブレが大きく被写体を逃す場合もある。
ズームリング回転角は95度とトルク調整が可能
95度で100mmから400mmまでズームできることはスピードが求められる場面でメリット。
またこのトルク調整もでき、好みのズームリングに仕上げることができる。
リニューアルのポイント2「防塵防滴仕様」
従来製品は非採用。
悪天候や砂の多い場所で安心して使用できます。
リニューアルのポイント3「フードに窓」
新型フード「ET-83D
」は、開閉式の窓がありそこからフィルターを操作できます。
従来製品では前から手を入れ回す必要があり、レンズを触って手の脂を付けてしまうことがありました。
リニューアルのポイント4「手ぶれ補正」
手ブレ補正効果が従来の2段分から4段分となりました。
手ぶれ補正モードは新たに「ISモード3」に対応しました。
リニューアルのポイント5「最短撮影距離」
従来の1.8mから「0.98 m」となり半分になりました。
このことと最大撮影倍率は0.20倍から0.31倍に、さらにクローズアップが可能となりました。
リニューアルのポイント6「三脚座」
分割式採用となりました。
レンズを取り付けるリングの部分はレンズ一体型、三脚に取り付ける脚の部分が取り外ずせる設計となりました。
リニューアルのポイント7「絞り羽根」
従来の8枚から9枚となりました。
これは残念なポイントです。夜景などの撮影には光芒を綺麗に出せる偶数羽根が好まれます。
増えるのなら10枚羽根が良かった。
リニューアルのポイント8「大きさ」
従来製品よりも少し大きく重たくなりました。
92 x 189 mm / 1380g(1530g) → 94 x 193 mm / 1570g(1640g)
※画像は公式webサイトから

キヤノン:EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM 特長紹介
http://cweb.canon.jp/ef/info/ef100-400/index.html
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM特長紹介をご紹介しているページです。
1型と2型の比較
16年ぶりのリニューアルでどれだけの進化があるのか発売が楽しみです。(12月下旬ころ)
画質面も「EF 70-200mm F2.8 L IS II USM」と同等以上の画質と発表されているだけに素晴らしいレンズなことでしょう!